和牛経産とは

あまり聴きなれない名称ですが、子供を生んだ母牛の事で安価で仕入れる事が出来るそうです。
ここでおさらいですが、食用として流通している国産牛は


国産牛
├−和牛(黒毛和種/褐毛和種/日本短角種/無角和種/)
├−和牛経産(子供を生んだ母牛)
├−ホルスタイン
└−交雑牛(和牛xホルスタイン F1とも)


となりますので、名称表示は「和牛」でOK。

子供を生んじゃった牛だからあんまり上手くないんじゃないの?って疑問は素直に出てきます。
生んですぐに食用になった場合は、上等な味では無いようですが、6〜12ヶ月間再肥育した場合は牛肉本来の味がある、濃いコクの有る牛肉になるそうです。


こんなブログを見つけました↓
やまけんの出張食い倒れ日記

ちょっと長いですが、これによるとどうやら和牛経産を再肥育すると
「月齢が進むにつれて脂肪融点が下がり、不飽和脂肪酸アミノ酸の含有量が増えて、肉色は濃い赤になっていき、サシはあまり入らない。そして味には深みが出てくる」
らしいです。アミノ酸は旨み成分ですからかなり興味がでてきました。


メタボ対策が叫ばれている今、もしかしたら体に良くて美味しい肉としてブレイクするかもしれませんね。
でもなかなか出回っていないので、こちらで見つけた時には↓
『まいぐう』経産和牛|お取り寄せグルメ
是非試してみてください。