前沢牛とは

岩手県奥州市前沢区に住所を有する生産者が前沢区内で肥育し生産した牛で

(1)牛の品種は黒毛和種に限る。
(2)牛の出生地は、全国和牛登録協会発行の子牛登記証、又はこれに準ずる証明書等により出生地が確認できるものであること。
(3)牛の肥育期間は、生産者が1年以上飼養した牛であって、出生から屠畜までの期間内において前沢区内の飼養期間が最長であり、かつ最終飼養地であること。
(4)生産者は、牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法(いわゆる「牛トレーサビリティ法」)の趣旨を遵守するとともに、素牛導入、飼養管理状況について記録し、確認できる状況であること。
(5)枝肉の格付基準は、社団法人日本食肉格付協会の定める肉質等級は「4」以上で、歩留等級が「A」又は「B」であること。

だそうです。

岩手前沢牛協会



前沢牛としてのブランドの育成はそれほど古いわけではなく、昭和44年に初めて東京食肉市場に出荷されたそうです。
しかしその時の牛肉は、電動力耕うん機の導入により農耕・運搬用として飼育されていた牛馬を繁殖と肉用肥育牛として飼育しただけなので、評価は散々だったようで、そこで種牛と繁殖牛は別な件から導入しさまざまな組み合わせが試されたようですね。

2010年4月に宮崎牛口蹄疫問題で種牛として有名になりましたが、前沢牛は種牛に兵庫牛、繁殖牛に島根牛を導入したところこの組み合わせは非常に相性が良く、この組み合わせによる牛を独自に改良し、今では国枝肉共励会において名誉賞を4度受賞するなど、数多くの牛肉品評会で優秀な成績を収めるようになり、今では高い評価を獲得するようになりました。


奥州市にある歴史公園「えさし藤原の郷」では奥州藤原氏の歴史が学べ、レストランでは前沢牛が気軽に楽しめるようです。
「えさし藤原の郷」




。o○☆★前沢牛のお取り寄せ通販はこちら★☆○o。
『まいぐう』前沢牛のページ|お取り寄せグルメ


*「和牛とは(国産牛と和牛の違い)」

*「国産若牛とは」

*「A5とか、肉質等級って何?」

*「牛肉の部位」